7月1日デビュー最高の新幹線「N700S」、何が進化した!?

2020.6.30 07:15

N700Sの“顔”は左右にややエッジが立った形に。写真提供:JR東海

(写真7枚)

13年ぶりにフルモデルチェンジとなる新型車両「N700S」が、東海道新幹線で7月1日に4編成がデビュー。「Supreme(最高の)」にちなみ「S」が付く、N700系シリーズで最高の車両となっている。

従来の車両より左右両端にエッジが立った、やや丸みを帯びたデザインの「N700S」。車内は座席のリクライニングは座面と背もたれが連動し、長時間座っても疲れにくく、より快適に。乗客に対する配慮が細やかで、全座席のひじ掛けにモバイル用コンセントが付き、駅停車前に荷棚を照らす調光機能で、手荷物の置き忘れを防止する仕組みも。

また、デビューを記念して、「崎陽軒」のN700Sデビュー記念弁当(日程限定・要予約)や、木箱に入った三輪そうめんなどオリジナル商品の販売や、7月1日から9月30日に東海道新幹線に乗車した子どもには、「N700S×おしりたんてい」オリジナルブックの配布も注目を集めそうだ。

快適さだけでなく、安全性も向上しており、リチウムイオン電池のバッテリーを搭載することで、停電時は安全な場所まで走行できること。また、走行しながら地上設備の計測を実施するシステムも搭載する(一部編成。2021年4月運用開始)。

「N700S」で運転する列車については、東海道新幹線公式の運行情報ツイッター(@JRC_Shinkan_jp)で、車両運用が決まる前日時点でお知らせすることを検討中とのこと(混雑状況によっては非公表)。なお、7月1日の運行情報は混雑防止のため非公開となる。

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