日本初!ノスタルジーあふれるランドセルミュージアムって?

2020.8.1 08:30

「セイバン ミュージアム」。教室をイメージした懐かしい空間に、昔の学校生活やランドセルにまつわる展示が

(写真6枚)

ランドセルメーカー「セイバン」(本社:兵庫県たつの市)が、新工場にランドセルミュージアムと大型直営店を融合した「SEIBAN MUSEUM PARK(セイバン ミュージアム パーク)」を、8月1日にオープンした。

「天使のはねで、背筋ピーン!!」のテレビCMでおなじみの同社。創業101年目となる2020年、ランドセルを製造する工場と本社を新設し、ミュージアムはその新工場に併設したものだ。

新本社は1階にランドセル工場と直営店「FACTORY SHOP」、2階にミュージアム「SEIBAN MUSEUM」とオフィス部分を設けた2階建て。「FACTORY SHOP」は全国最大規模の直営店で、売り場には子どもたちが「プレ通学」する気分で楽しくランドセルを選べるよう、通学路をイメージした道路や坂道、階段、平均台を設置する遊び心も。

「FACTORY SHOP」。入口には大きなブルーの「ビッグランドセル」。なかに入って記念撮影を!

なかに入って記念撮影ができる「ビッグランドセル」がショップ入口に置かれ、特に人気を呼びそうだ。プロのアドバイザー「ランドセルコンシェルジュ」が常駐し、最適なランドセル選びをしっかりとナビゲートしてくれる。

ランドセルの歴史や機能を学べる「SEIBAN MUSEUM」のギャラリー空間も凝ったデザインとなっている。「教室」をイメージした一室では、ランドセル、給食、遊び道具といった学校生活の変遷を展示。「実験室」ではランドセルの耐久性、快適性、安全性などの優れた機能を実際に触れたり、背負ったりして体感できる。

そのほか、ランドセルの細かいパーツ展示や、ロッカーを利用した昭和初期からのランドセルコレクションの展示など、子どもは飽きることなく、大人はノスタルジーにひたりながら楽しめる仕掛けになっている。

「ランドセルに特化したミュージアムはほかになく、通学路を歩く気分でランドセルを選べたり、ランドセルのなかに入って記念撮影できたり。工場併設ならではの製造ライン見学コーナー(工場休業日などは見学不可)もあり、ここだけの楽しみがいっぱいなんですよ」と広報担当の舩越瑞枝さん。入館料は無料。場所はJR姫新線本竜野駅より徒歩15分。

「SEIBAN MUSEUM PARK」

2020年8月1日オープン
住所:兵庫県たつの市龍野町片山379-1
営業:10:00~18:00(MUSEUMは~17:00)※水曜休
電話:0791-71-0010

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