半沢直樹でも活躍、歌舞伎俳優・尾上松也が語る苦悩の時代

2020.8.8 06:15

歌舞伎俳優の尾上松也(写真提供:MBS)

(写真3枚)

エッセイスト・阿川佐和子がMCをつとめるトーク番組『サワコの朝』(MBS)。8月8日の放送では、歌舞伎俳優の尾上松也が登場する。

現在、話題沸騰中のドラマ『半沢直樹』に出演するほか、『ロミオ&ジュリエット』『メタルマクベス』など、本格的なミュージカルでも活躍。最近では、バラエティー番組にも積極的に出演し、歌舞伎の枠を越えた幅広い場で注目を浴びている松也。

5歳で初舞台を踏むと名子役として活躍し、12歳までに国立劇場特別賞を3度受賞したほか、歌舞伎座賞も受賞。番組では、父の襲名披露で急遽舞台へ上がることになった子ども時代の貴重映像を紹介。初めての舞台で、あるハプニングが松也を襲う。

その後、子役時代から順風だった松也の歌舞伎俳優人生は、大きな岐路を迎えることに。20歳のとき、後ろ盾だった父・松助さんが亡くなった。「いつでも聞けるとか、そういう安心感があった。いなくなったら突然何もわからなくなって、どうしようって不安に駆られました」と当時を振りかえった。

そんな息子を底抜けの明るさで支えた元女優の母・河合盛恵さんからのVTRを交えながら、「もがくしかないという気持ちで色んなことをとにかくやりました」という苦悩の時代を回想。

「30歳になるまでに結果が出なければ全てをやめよう」とリミットを設け励んだ、知られざる苦労を語るほか、歌舞伎界俳優の先輩方と共演中のドラマ『半沢直樹』の撮影秘話もトークする。この模様は8月8日・朝7時30分から放送される。

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