氷室京介展のロゴマークに込められた思い「ファンと共に」

2020.9.7 07:15

同展で使われる「LX」のロゴマークを制作したデザイナー・池田壮平さん

(写真6枚)

大阪で開催中の展覧会『氷室京介展 LX −揺るぎなき美学と挑戦−』。同展を象徴する「LX」のロゴマークを制作したデザイナー・池田壮平さんに話を訊いた。

ライブ活動無期限休止中の氷室が今年10月に還暦を迎えるのを前にスタートした本展覧会。ローマ数字で60の意味を持つ「LX」は、氷室自身が本展のタイトルとして採用したものだ。

このロゴマークをデザインしたのが、大阪市内に事務所を構える池田さん。「『氷室京介』という存在が、ファンとともに作りあげてきたシンボル的なモノになってると思うんです。そんなイメージを込めてデザインしました」と話す。

ポイントは、「今回の60という節目を迎えて、氷室さんが新たな旅立ち、スタートを切るということが今回の展示会を含めて重要な点。ロゴの一番右が崩れているのは、いままで『氷室京介』が作りあげてきたモノから殻を割ってスタートする、動き出しているイメージ」と説明。

デザインはコンペにかけられ氷室が選出したというが、「そんな思いが通じてこのシンボルを選んでくださったのならうれしいですね」と、池田さんは笑顔を見せた。

5日にスタートし、10月10日まで「グランフロント大阪北館 ナレッジキャピタル イベントラボ」(大阪市北区)で開催される同展。

すでに会場を訪れたファンからは、「また、氷室京介さんの歌声、聴きたくなりました」「1回見るだけでは足りない。何回か行きます」など、満足した感想がネット上には投稿されている。チケットは一般2500円、高大生2000円ほか。

『氷室京介展 LX-揺るぎなき美学と挑戦-』

期間:2020年9月5日(土)~10月10日(土)
時間:11:00〜19:00(金土曜のみ〜20:00)
会場:グランフロント大阪北館 ナレッジキャピタル イベントラボ
料金:一般2500円、高大生2000円
電話:06-6366-1848

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