35周年のザ・ブルーハーツ特番、貴重映像とともに3カ月間

2020.9.14 18:15

THE BLUE HEARTSのメンバー。左から梶原徹也(梶くん)、真島昌利(マーシー)、甲本ヒロト(ヒロト)、河口純之助(河ちゃん)

(写真1枚)

1980年代後半から1990年代前半にかけて活動した伝説のパンクバンド「ザ・ブルーハーツ」の結成35周年を記念したスペシャル番組が3カ月にわたってWOWOWで一挙放送。ライブ映像などを8番組に分け、彼らの軌跡を追う。

1985年に現「ザ・クロマニヨンズ」の甲本ヒロト(Vo)と真島昌利(Gt)を中心に結成され、1987年に河口純之助(Ba)、梶原徹也(Dr)の4人でメジャーデビュー。

「リンダ リンダ」「人にやさしく」「情熱の薔薇」など数々の名曲を残し、当時のロックキッズたちに多くの影響を与えた。

今回の番組では、デビュー直後の「日比谷野外音楽堂」でのステージ(1987年)をはじめ数多くのライブやインタビュー映像など、ファンにはたまらない映像がスタンバイ。

また、「TRAIN−TRAIN」「ラブレター」「キスしてほしい」「青空」のプロモーション映像や、当時完全限定版だったデビュービデオの映像もあり、当時の濃いパンク精神がじっくりと聴き取れる。

ほかにも環境破壊と向き合う映像作品や、10月21日に発売されるベストアルバム「ALL TIME MEMORIALS II」と連動した映像も。

さらに関連して、ザ・ブルーハーツをコピーする女子高生バンドを描いた映画『リンダ リンダ リンダ』(2005年)も放送。前田亜季や香椎由宇をはじめ、ヒロトの実弟・甲本雅裕も出演している。

35年も愛され続け、幅広い世代にファンがいる彼ら。思い出を語るネットの声も、「パンクを教えてもらった」「当時は下手だったけど、届くものが違った」「授業で何曲かやった」など、実にユニークだ。

満足の3カ月間となる同スペシャル番組は、10月20日・夜7時から3番組連続放送を皮切りに11月に4番組、12月に1作品を予定。WOWOWライブにて。

文/谷知之

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