110周年の近鉄電車、創業日に記念の乗車券とグッズが登場

2020.9.14 06:15

近鉄創業110周年の記念乗車券シート

(写真3枚)

9月16日に創業110周年を迎える「近畿日本鉄道」(本社:大阪市天王寺区)。同社ではこれを記念して同日、「記念乗車券」と「記念グッズ」を発売する。

1910年(明治43年)に大阪と奈良を結ぶ「奈良軌道」として設立した後、「大阪電気軌道」「関西急行鉄道」と社名を変え現在の名称に。同電鉄は、今では大阪府・奈良県・京都府・三重県・愛知県の2府3県をつないでいる。

今回発売される記念乗車券は、110年の歴史のなかで活躍した車両の写真で埋め尽くされた台紙に乗車券3枚がセット(合計1100円分)。

京都駅発300円区間ゆき、大阪阿部野橋駅発300円区間ゆき、大阪上本町駅発500円区間ゆきの3枚がセットとなった関西版に加え東海版も販売され、それぞれ11000枚限定での販売となる。

記念グッズは、今年度末に引退予定の12200系車両と今年3月にデビューした新型名阪特急「ひのとり」のイラストをデザインしたスポーツタオル1500円、歴代の近鉄代表車両を並べたオリジナルノート350円の2種(各1000部限定)。

いずれも9月16日・朝10時から「近鉄百貨店」のネットショップで販売され、さらに10月1日・正午からは「シェラトン都ホテル大阪」など近鉄グループのホテルのフロントで発売される。

文/谷知之

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