圧巻の約1300点…大阪でエヴァ展「生の手作り感伝われば」

2020.9.17 07:45

会場入口には、主人公・碇シンジらの『エヴァンゲリオン展』メインビジュアルが登場 (C)カラー

(写真13枚)

人気アニメの魅力に迫る『エヴァンゲリオン展 in 道頓堀』が17日から、「道頓堀ゼロゲート」(大阪市中央区)で開催される。

2013年から全国で開催され、大阪では6年ぶりとなる同展は、ファン待望の最終作『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の公開に先駆け、新たに同作品の複製原画や資料を展示。

また、『新劇場版』シリーズの生原画300点や、画コンテやレイアウトなど約1000点を通して、アニメ作りの舞台裏が紹介される。

最終作『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の公開に先駆け、新たに同作品の複製原画や資料も展示 (C)カラー

同作品の版権元「グラウンドワークス」代表取締役の神村靖宏さんは、見どころについて、「1秒のシーンのために、壁一面になるほどの原画・動画などが描かれます。描き手の筆圧が分かる鉛筆のタッチや、繊細に重ねられた修正を見て、写真では分からない生の手作り感が伝われば」と、話す。視聴者の目の端に入るかどうかの部分まで綿密に作ることで、映像全体の迫力が異なってくるという。

貴重なテレビ放送時のセル画や漫画の複製原稿も展示され、4部構成で作品全体の歴史を鑑賞できる内容に。大阪の企業とコラボしたクーピーペンシルなど、同展限定グッズも数量限定で販売され、会場のある「ラオックス道頓堀店」には、大きなフィギュアも登場するなどエヴァづくめとなる。

期間は11月30日まで。料金は一般1200円、中高生900円、小学生500円。

取材・文・写真/塩屋薫

『エヴァンゲリオン展 in 道頓堀』

期間:2020年9月17日(木)~11月30日(月)
時間:10:00~22:00、最終日は~18:00(入場は閉場の30分前まで)
会場:道頓堀ゼロゲート(大阪市中央区道頓堀1-8-22 Laox道頓堀店3F)
料金:一般1200円・中高生900円・小学生500円、小学生未満は無料
電話:06-6484-7193

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