大阪でマスク博、47都道府県のご当地の魅力を

2020.10.7 18:45

約5000点が販売される『マスク博覧会~47 都道府県全国ご当地マスク 大集合~』

(写真7枚)

百貨店「高島屋大阪店」(大阪市中央区)で7日から、約300種・5000点ものマスクが集結する『マスク博覧会~47都道府県全国ご当地マスク 大集合~』がスタート。自分好みの柄や生地を探す、多くの女性客らの姿が初日に見られた。

染織・刺繍などのご当地マスク商品を集め、同店初の試みとなる今回の企画。北海道のアイヌ刺繍、愛知の有松絞り、兵庫の播州織をはじめ、ゆかた、手ぬぐいなど日本が誇る各地の伝統的な生地をアレンジした商品も。

「イベント中止で着る機会が減少したゆかたの生地を使ったマスクを今夏に販売したのですが、入場制限がかるほど好評でした。今回の企画で、職人らが携わるマスクをファッションとして楽しんでもらいつつ、各産地の盛り上がりに繋がれば大変うれしいです」と、担当者は企画の経緯を説明する。

都道府県のほか、機能性、レース、キッズなどカテゴリーにも分けてディスプレイし、カジュアルなものであれば1000円〜3000円ほど。なかには最高級の蚕・小石丸を使った絹100%の生地に、東京「大羊居(たいようきょ)」の江戸刺繍が施されたフォーマルウェア向きマスク(19800円・税別)もあり、個人のライフスタイルに合わせて選ぶことができる。

開店直後に訪れていた府内在住の50代女性客は、「マスクをアレンジするのが好きなので、いろんな色があり過ぎて目移りしてしまいそう。これからはマスクの時代なので、ニーズに合わせた品ぞろえがいいですね」とマスク選びを楽しんでいた。1階「グッドショックプレイス」で開催され、期間は10月20日まで。

取材・文・写真/塩屋薫

『マスク博覧会~47 都道府県全国ご当地マスク 大集合~』

期間:2020年10月7日(水)~20日(火)
時間:10:00~20:00(一部店舗を除く)
場所:高島屋大阪店 1Fグッドショックプレイス (大阪市中央区難波5-1-5)
電話:06- 6631‐1101

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