古田新太ら劇団☆新感線の話題作、日本だけでなく海外も配信

2020.12.16 17:15

劇団☆新感線の過去作品がオンラインで配信される

(写真4枚)

俳優・古田新太や橋本じゅんなどが所属する、関西発の人気エンタテインメント劇団「劇団☆新感線」。彼らの過去公演の映像が「Netflix」と「Amazonプライムビデオ」に登場し、併せて海外にも配信されることが決定した。

演劇作品を映画館で鑑賞できる『ゲキ×シネ』をはじめ、舞台を映像で発信することにこだわってきた新感線。

2019年、松山ケンイチ主演の『髑髏城の七人 Season 風』をスペインの映画祭で上映したことで「もっと違う作品はないのか?」という声が殺到し、海外向けの配信を決めたという。

「Netflix」では、劇団の出世作に小栗旬が挑んだ『髑髏城の七人(2011年版)』と、上川隆也&堺雅人がバディを組んだ復讐劇『蛮幽鬼』の2作品が見放題に。

「Amazonプライムビデオ」では、古田新太が石川五右衛門を演じた痛快娯楽時代劇『五右衛門ロック』三部作や、天海祐希&松山ケンイチをW主演に迎えた『蒼の乱』など6作品が課金配信される。

Netflixでは2021年初頭から、欧米やアジア諸国(中国本土以外)で配信する予定。

「世界にも通用する舞台」と言われながらも、海外公演を一切おこなってこなかった新感線が、この配信を通じて世界にもその名を轟かせることが期待できそうだ。

劇団プロデューサーの柴原智子は、「生の舞台はもちろん、映画館で、ブルーレイやDVDで、そして配信で、さまざまな形で作品を楽しんでいただければ」とコメント。

日本での配信は12月25日からで、「Netflix」はサブスクリプション(月額固定)、「Amazonプライムビデオ」はTVOD(都度課金)で、各タイトル500円。作品は今後も順次追加されていく予定だ。

文/吉永美和子

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