朝ドラ初の3世代ヒロインに上白石萌音・深津絵里・川栄李奈

2020.12.24 13:05

2021年度後期の連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』でヒロインを演じる上白石萌音(左)、川栄李奈(中)、深津絵里(右)

(写真2枚)

2021年度後期の連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』(NHK)のヒロインが、12月24日に発表。本作は祖母・母・娘の3世代に渡る物語で、それぞれの時代のヒロインを上白石萌音、深津絵里、川栄李奈が演じる。

物語の始まりは1925年、日本でラジオ放送が始まった日。ひとり目のヒロインは、岡山市内の和菓子屋で生まれた安子(やすこ)で、さまざまな試練が舞い降りるなか、ラジオ英語講座との出合いから未来を切り開いていく。

安子を演じる上白石は、朝ドラ初出演にしてヒロイン役。「オーディションのとき、スタッフのみなさんの空気感がとても温かくて、このチームの一員になりたいと強く思いました。けれど自信は全く無かったので、知らせを受けたときは心底驚きました」と明かした。

また、「今はとにかく大阪の地でみなさんと再会する日が待ち遠しいです。深津さん、川栄さんへと続くリレーの第一走者として、しっかりバトンをおつなぎできますよう、そしてみなさまの朝を明るく照らせますよう、誠心誠意務めます」と意気込みを語った。

続く、安子の娘で2代目のヒロイン・るいの物語は、昭和30年代の大阪が舞台。るい役の深津も朝ドラ105作目にして初出演となる。

「105という数字の重みに責任を感じています。これまで、おひとりでヒロインを務めてこられた方々の覚悟を想像すると、尊敬の念しかありません。でも、今回は3人です。あふれる魅力全開の、萌音さんと李奈さんと一緒なら怖いものなし。とてもとても心強いです」とコメント。

「脚本の藤本有紀さんから生み出される、それぞれの時代の女性を、3人できらきらと輝かせていけたらと思います。今日も、また明日も。毎朝8時にお目にかかれるのを楽しみにしております」と話した。

最後のバトンを受けとる、るいの娘で3代目のヒロイン・ひなたは、昭和40年代の京都を舞台にスタート。ひなたを演じる川栄は、『とと姉ちゃん』に続く2回目の朝ドラ出演となる。

「朝ドラ・ヒロインはひとつの大きな夢であり、何度もオーディションに参加させていただきました。受かるまで受け続けようという気持ちでいて、今回も自分の全力を出し切って結果を待っていたので、受かったと聞いたときは信じられないほどうれしかったです」と川栄。

「大阪は以前仕事で何度か行かせてもらい、大阪ならではの街並みや風景、人情あふれる温かい人たちにとても元気をもらっていたので長期間の撮影ですが、今から楽しみです。少しでもみなさんに笑顔をお届けできるよう精一杯頑張ります」と意気込んだ。

同ドラマは、2021年春頃から岡山、大阪、京都などで収録予定。放送日は未定。

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