人気ラノベ「涼宮ハルヒの総選挙」、団長は1位ならず

2020.12.29 20:15

左から、古泉一樹、長門有希、涼宮ハルヒ、朝比奈みくる、キョン (C)Nagaru Tanigawa, Noizi Ito/KADOKAWA

(写真2枚)

キャラクターイラストを添えた娯楽小説、通称「ライトノベル」ブームの火付け役となった『涼宮ハルヒシリーズ』(KADOKAWA刊)。そのキャラクター人気投票企画『涼宮ハルヒの総選挙』の結果発表が12月25日に行われ、1位には長門有希が輝いた。

同作は、「角川スニーカー文庫」から発売されている小説シリーズ。自らの持つ超常的能力に無自覚なエキセントリック女子高生・涼宮ハルヒが立ち上げた『SOS団』を中心に展開される自由奔放な物語がヒットし、シリーズ累計2000万部以上を誇る大人気作品となった。

また、アニメーション版の制作を「京都アニメーション」(本社:京都府宇治市)が担当。作者・谷川流の地元「西宮北口駅」(兵庫県西宮市)など関西のスポットが舞台モデルとなり、作品と縁のある土地を巡る「聖地巡礼」ブームの先駆けも担った。

今回行われたのは、最新作『涼宮ハルヒの直感』発売を記念したキャラクター人気投票。11月10日から「1日1キャラクターに投票可」のルールでインターネットを通じて実施され、上位3キャラクターだけで34万票を超える応募となった。

1位には、スピンオフ漫画も刊行された人気キャラ・長門有希が約16万8千票で輝く結果に。SOS団の団長・涼宮ハルヒは、中間発表以降に追い上げたものの、約11万4千票で惜しくも2位となった。次いで3位には、語り手及び主人公・キョンが約6万4千票ランクインし、男子キャラのトップを確保。4位以降は公式サイトで公開されている。

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