神戸・元町で行列のベーカリー、気軽な3坪の2号店

2021.1.24 12:15

店が混雑しないように入り口と出口を分けている

(写真10枚)

日々100種以上のパンが揃い、行列ができるほど人気のベーカリー「パネ ホ マレッタ」(神戸市中央区)が、気軽に立ち寄れる2号店を1月5日に三宮・高架下にオープン。スープもスタートし、近隣からは気軽なテイクアウトランチとしても注目を集めている。

2017年に神戸の県庁舎近く開業した本店のテーマカラーと同様のコバルトブルーを基調とした新店舗「ピッコロ ホ マレッタ」。フレンチレストランでの経験を持つオーナーブーランジェ西脇健介さんが作る独創的なパンが、本店から1日3~4回焼き立てが届けられ、約3坪のお店にぎっしりと並ぶ。

「わざわざ本店にお越しいただいているお客さまが多いのですが、コロナ禍とあってもっと気軽に買えるような場所をと、阪急・神戸三宮駅近くに。最初はパンも3、4種だけ販売するつもりだったのですが、プレオープン時のリクエストもあったりで、気づけば約40種に。時間帯によって異なるパンが楽しめます」と西脇さん。

上から時計回りに、バリエ豊富な看板メニュー・クロックムッシュのシリーズから「ムッシュ ドゥ アメリケーヌ」270円、定番人気のドッグシリーズ「焼きそら豆のバジルグラタンドッグ」350円、「ダマンドアールグレイ」250円、クローニェ280円、「ピッコロホマレッタ」限定のガナッシュフリュイ240円。洋酒に漬け込んだ数種のフルーツとチョコのクリームをサンド

看板商品であるバリエーション豊かなクロックムッシュ(270円)や、クロワッサンダマンド(250円)、2号店限定のガナッシュフリュイ(240円)、クローニェ(260円)などのほか、西脇さんがレシピを考案した2種のスープ(310円、以上税別)も。

じっくりと炒めたタマネギ、牛乳、マイタケ、シメジ、ポルチーニなど数種のキノコで作った香り高い「スープ ドゥ シャンピニオン」と、エビや甲殻類を煮詰めたビスク風「スープ ドゥ アメリケーヌ」はどちらも好評で、今後は種類は増やしていく予定だそう。

また、小さな店だからこそ混雑しないよう、高架下の南側から店に入り、希望のパンやスープをオーダーし、店の北側(高架下の中央通路側)で商品を受け取るスタイルに。コロナ対策としてガラス張りのショーケースでしっかりコロナウィルス感染予防対策も実施している。営業は9時〜20時(売り切れ次第終了)。

取材・文・写真/いなだみほ

「Piccolo Ho Maretta」

2021年1月5日(火)オープン
住所:兵庫県神戸市中央区北長狭通1-30-37
営業:9:00~20:00 月曜休
電話:078-599-9004

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