新たな魔性の女も出現、京都水族館「ペンギン相関図」が一新

2021.1.30 10:15

京都水族館のペンギン相関図2021

(写真7枚)

「京都水族館」(京都市下京区)で暮らす59羽のケープペンギンの関係をまとめた『ペンギン相関図』。2018年に公開されてから年々泥沼化していたこの図が更新され、1月30日に館内と特設サイトで最新版が公開されている。

「ペンギンにも個性があること、人間と同じように実は複雑な関係があることを知ってほしい」という飼育スタッフの思いから、夫婦やカップルなどの恋愛事情、親子、兄弟関係がまとめられた同館の『ペンギン相関図』。そのドロドロっぷりから「昼ドラみたい」と話題を集めており、日々関係性も変化していることから今回で3回目の更新となる。

広報担当者によると、2021年版の見どころは「夫の『りょう』以外に、数羽のオスのそばにいる様子を飼育スタッフに見られた『ろくじょう』です。昨年まで数々のオスからアピールを受け、魔性と呼ばれる『てら』に変わり、新・魔性と呼ばれる座に就きました」という、モテモテのメスの存在。

『りょう』は『ろくじょう』の浮気現場に乗り込み、相手の『さめ』にボコボコにされて帰ってきたこともあったそうで、その際は飼育スタッフも涙が出そうになったとか。「浮気して帰ってきた『ろくじょう』に『りょう』がやさしくしてあげていたのもさらに切なかったですね・・・」と当時を振りかえる。

夫以外のオスからもモテる「ろくじょう」

そのほか、「以前は一匹狼と呼ばれていましたが、その後、多数のメスにアプローチをするようになった『せん』にも注目していただきたいです。結果としてすべてのメスにふられてしまいましたが、大きな瞳や細いくちばしなど、女性飼育スタッフからは人気でイケメンと呼ばれています」と、飼育スタッフの推しペンも判明。相関図を見ながら実際のペンギンを観察すると、より楽しめそうだ。

さらに相関図の展示に合わせ、にぎやかなペンギンの様子を再現したスイーツ「わいわい☆pen・penペンケーキ」(580円・1日10食限定)が期間限定で登場。1月30日から2月28日まで、館内「かいじゅうカフェ」で楽しめる。

「京都水族館」

住所:京都市下京区観喜寺町35-1(梅小路公園内)
営業:10:00~17:00 ※季節により異なる(最終入館は閉館の1時間前)
料金:入場料=大人2200円、高校生1700円、中小生1100円、3歳以上700円
電話:075-354-3130

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