淡路島・山の上の人気カフェ、すばらしい絶景でランチを

2021.1.26 12:45

右の建物が焼き菓子店「こぞらのおやつ」、左が「山の上の雑貨店」

(写真7枚)

2005年に始めた洲本市のカフェが人気となり、以来店舗をいくつも手がけてきた藤江麻有子さんが、2020年3月に山の別荘地にオープンした複合店「こぞら荘」(兵庫県淡路市)が話題となっている。

「山の上の宿を作りたい」という藤江さんの長年の夢をかなえたもので、別荘地内にすでに開店していたカフェ「森のオト」に加え、持ち帰りの焼き菓子店「こぞらのおやつ」、淡路島のいいものを厳選した「山の上の雑貨店」、イベントスペースとなる小屋「日々ここにある風景」、3部屋だけの「森の宿」と4つの建物が仲間入り。

「淡路島に来たらここは欠かせない、という場所を作りたかった」という藤江さん。「ずっと忙しくて私自身少しゆっくりしたいという気持ちと、お客さまにも山の上でゆっくりしてもらいたいという両方の思いがありました」と話す。

1日15食限定の森のオトプレート1750円(11時半から予約可能)

珪藻土の壁やアンティークのテーブルといった温かみのある空間の一軒家カフェ「森のオト」では、1日15食限定のオトプレート(1750円)がいただけるほか、自家製ケーキも楽しめる。焼き菓子店の人気はマフィン。淡路島牛乳や北坂養鶏場の卵など、地元の食材を使った大きめサイズで定番5種類と季節の味で10種類ほどがそろう。ちなみに森の宿の宿泊は2万8000円(1泊朝食付き、1室2名利用平日)から。

「複合施設「こぞら荘」からは、大空と遠くに連なる山並みが眺められ、開放的な気分に。神戸市内からだと1時間もかからずに味わえる「非日常感」を体験したい。

取材/天見真里子 写真/岡本佳樹

「こぞら荘」

2020年3月5日(木)オープン
住所:兵庫県淡路市里573-6 右上ル
営業:10:00〜17:30(こぞらのおやつは売り切れ次第閉店)※不定休
電話:0799-70-4583(森の宿)
電話:0799-70-4582(山の上の雑貨店/こぞらのおやつ)
電話:0799-70-1885(森のオト)

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