京都で写真家ソール・ライター展、アトリエ再現も

《帽子》1960年頃 ソール・ライター財団蔵 (C)Saul Leiter Foundation
80歳を超えてから世界のアートシーンで再ブレイクし、日本でも写真集が大増刷されている写真家ソール・ライター(1923−2013)。巡回展『永遠のソール・ライター』が、2月13日から「美術館『えき』KYOTO」(京都市下京区)で開催される。
1950年代からファッション写真家として活躍するも、1981年に表舞台から姿を消してしまったライター。彼が目をむけたのは自宅兼アトリエのあるNYの街角だった。作品には、窓やガラス越しに佇む人々、雨や雪の降る街並みなど移ろいやすいもののスナップが多く、街路での偶発的なアングルを切り取ったものも。
その独特の視点、大胆な構図とともに、赤い傘や青いスカートなど鮮やかなモチーフが目を引く写真も印象的で、画家を目指していた天性の色彩感覚は「カラー写真のパイオニア」とも称されている。
2006年に出版された初の写真集が世界で注目され、その後、彼の哲学的な言葉や半生を追ったドキュメンタリー映画も公開。2017年からの日本初の巡回展に合わせて出版された写真集は、刊行1年で累計約3万5千部を突破し、異例のベストセラーとなった。
ライターの死後も膨大な作品の大半は未整理のままで、現在もアーカイブ化など新たな作品の発掘作業が続けられているという。同展では、カラー作品、妹・デボラを撮影したシリーズほか、セルフポートレートや絵画作品、スケッチブックなど約180点を通して、彼の創作の世界に迫る。
また展覧会に関連し、「京都シネマ」(京都市下京区)で、ドキュメンタリー映画『写真家ソール・ライター 急がない人生で見つけた13のこと』(日本公開2015年)が3月5〜11日に上映予定。展覧会の期間は3月28日まで。料金は一般1000円。
文/塩屋薫
『ニューヨークが生んだ伝説の写真家 永遠のソール・ライター』
期間:2021年2月13日(土)〜3月28日(日)
時間:10:00〜19:30(入館は閉館30分前まで)
会場:美術館「えき」KYOTO (京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町 ジェイアール京都伊勢丹7F隣接)
料金:一般1000円、高・大学生800円、小・中学生600円
電話:075-352-1111
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