SNS映えは確実、淡路島でひと足早く「チューリップショー」

2021.2.18 06:15

「洲本市民広場」で開催の『冬咲きチューリップショー』

(写真1枚)

近代産業遺産に認定された赤レンガの建築物が立ち並ぶ「洲本市民広場」(兵庫県洲本市)で、『冬咲きチューリップショー』が2月中下旬までおこなわれている。

淡路島の温暖な気候を生かし、花の少ない真冬にチューリップを満開にさせる同イベントは、「花の島」として淡路島をアピールすべく、阪神淡路大震災の発生から10年目となる2005年にスタート。今年で17回目を迎える。

冬咲きチューリップは、オランダでチューリップの球根を収穫し、特殊な温度処理を施して、発芽を促進。開花のスイッチが入った状態で空輸し、淡路島で植え付けて育てたもの。木製プランターの鉢植えで、約640個が広場の遊歩道を彩っている。

赤色の「ワールドフェボリット」、黄色い「サニープリンス」をはじめ、「ピンクフラッグ」、「パープルフラッグ」など、5品種約1万本のカラフルなチューリップが色鮮やかに開花。レトロな建物との景観も美しく、SNS映えな撮影も楽しめそうだ。

イベントの開催は、2月中下旬まで。会場では、地元の新鮮野菜などが並ぶ「ふれあい産直市」も同時開催。淡路島で、ひと足早い春を満喫してみては。

文/みやけなお

『冬咲きチューリップショー』

期間:2021年1月16日(火)~2月中下旬 ※無休
会場:洲本市民広場(兵庫県洲本市塩屋1)
料金:入場無料
電話:0799-24-2001(一般財団法人 淡路島くにうみ協会)

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