緑黄色社会、選抜高校野球テーマ曲に「あのときの感謝を」

2021.2.23 09:30

ロックバンド・緑黄色社会

(写真1枚)

４人組ロックバンド・緑黄色社会の新曲『たとえたとえ』が、３月１９日より放送される『第９３回 選抜高校野球大会』のＭＢＳ公式テーマソングに決定。同バンドが楽曲への思いを語った。

キャッチーなメロディラインと、ボーカル・長屋晴子の力強い歌声からなる楽曲が、若い世代から好評を得る同バンド。高校の同級生だった男女を中心に結成され、２０１３年より本格的に活動を開始。今では、人気アニメ『僕のヒーローアカデミア』をはじめ、ドラマや映画の主題歌に多く起用されている。

同大会のために書き下ろされたという今回の新曲は、試合に臨む高校球児はもちろん、困難な時代のなかで戦うすべての人に向けたエールを送る応援歌。アルプススタンドの応援をイメージした金管楽器のサウンドが印象的なポップナンバーとなっている。

新曲について同バンドは、「私たちの母校は野球で有名だったので、野球部のみんながひたむきに汗を流す姿が身近な風景の１つでした。彼らの頑張っている姿に『頑張ろう』と力をもらった日々を思い出して、あのとき小っ恥ずかしくて言えなかった感謝をメロディに乗せたいと思いました」とコメント。

続けて、「この先、誰もが球場で直接声援を送れるようになることを願っていますが、もしも声援を送れない状況であったとしても、心のなかにある本物のエールが選手たちに届くといいなという祈りを込めて。今の自分たちにできる歌を通して、今回みなさんを応援することができてとても光栄です。この曲とともに心から応援しています！」と、エールを送った。

同大会は、「阪神甲子園球場」（兵庫県西宮市）で３月１９日から３１日に開催。決勝戦の模様は生放送（ＭＢＳ）されるほか、全３１試合が特設サイト『センバツＬＩＶＥ！』で生配信、ＣＳ放送「ＧＡＯＲＡ」でも生中継される予定。

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