大阪がSDGs宣言の参加者を募集、知事の宣言はマイボトル

2021.2.25 10:45

定例会見のフリップより「私のSDGs宣言プロジェクトについて」(2月24日・大阪府庁)

(写真3枚)

大阪府がSDGs(持続可能な開発目標)への取り組みの輪を広げるため、『私のSDGs宣言プロジェクト』の参加者を募集。2月24日に実施された定例会見で、参加を呼びかけた。

2025年に『大阪・関西万博』が開催される大阪府では、世界の先頭に立ってSDGsに貢献する「SDGs先進都市」を目指して、1月22日に「大阪SDGs行動憲章」を策定。

万博のテーマとなる「命輝く未来社会のデザイン」に向けた17ゴールの達成を目標に掲げている。

今回のプロジェクトは府民や府内の企業・団体を対象とし、自らがチャレンジするSDGs達成に向けた取り組みを宣言してもらい、SDGs達成の機運を促すよう図るもの。オンラインや郵送、ファックスによる参加が可能で、宣言内容は大阪府の公式サイトなどで公表される。

2019年には会議でのペットボトル使用を原則やめていた大阪府。吉村洋文知事は、いつも会見で使っている水筒を掲げて、「これはマイボトル。役所のなかでもペットボトルを使わなくなり、変わってきている。小さなことや身近なこと、ひとり1人がSDGs達成に向けてチャレンジする取り組みを宣言してもらいたい」とプロジェクトへの参加を呼び掛けた。

取材・文・写真/岡田由佳子

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