関西初の24時間「無人餃子店」、驚きの販売方法とは?

JR六甲道駅から徒歩5分、サッと買いに来る人が多い様子
大阪府内を中心にラーメン店を展開する「大阪ふくちぁんらーめん」(本社:大阪府大東市)が2月27日、無人で餃子を販売する「ふくちぁん餃子」を神戸・六甲道にオープン。関西初となる無人餃子販売が好評を得ている。
今年創業45周年を迎える同店。「節目となる年だからこそ、お客さまに感謝の気持ちを表したい」と、ラーメンと同じく力を入れて商品開発した餃子をお得に販売できるよう、無人の餃子直売店を始めることにしたという。
人件費がかからないため、1パック36個入りで1000円(税込)の価格を実現。これまでにない「餃子の無人販売」という店構えに戸惑いを見せる人も多いようだが、利用方法はとてもシンプルだ。
店内の冷凍庫に入った餃子を欲しい数だけ手に取り、台で自ら袋詰め。そして、支払い用の「料金箱」にお金を入れて購入完了と、わずか3ステップで買い物が完了する。お釣りが出ない点がネックだが、1パックちょうど1000円と支払いやすい価格設定なので利用しやすい。
また、1パック2個までなら保冷剤も無料、保冷バッグも1枚100円で販売されているので、ちょっとしたお土産や持ち歩きが少し長くなるときでも気軽に利用できる。
監視カメラはあるとはいえども、レジを通さない自己申告制と人の良心を信じた販売スタイルに、「悪いことする人おるんちゃうの?」との心配もあるが、今のところ勝手に持ち帰る人もおらず。最近では、事前登録した上で入店といったシステムも多いが、野菜の路上販売のようなアナログなシステムがうまくいっているそうだ。
同社の担当者は、「年配のお客さまも多く、なるべくシンプルに分かりやすくしたかったので、このように料金箱方式にしています。みなさま、きちんと買い物していってくれるのでありがたい。このご時世なので、だれとも接触しないのも魅力だと思います。24時間開いているので、好きな時間に気軽に利用して欲しい」と話す。
「ふくちぁん餃子」は、六甲道店のほか3月13日には大阪・東三国店もオープン。今後も順次店舗を増やしていく予定だという。場所はJR六甲道駅から徒歩約5分。
取材・写真/野村真帆
関連記事
あなたにオススメ
コラボPR
-
大阪・関西万博の注目ニュースまとめ【2025年最新版】
2025.4.14 13:00 -
華やかスイーツ!大阪のいちごビュッフェまとめ・2025年版
2025.4.10 11:00 -
大阪スイーツビュッフェ・リスト2025年版、ホテルで甘いものを満喫
2025.4.10 11:00 -
ホテルで贅沢に…大阪アフタヌーンティー2025年完全版
2025.4.10 11:00 -
大阪土産に悩んだら…これだ!駅近で買える人気5選[PR]
2025.4.9 07:00 -
淡路島の観光&おでかけ&グルメスポット、2025年最新版
2025.4.2 19:30 -
春は桜も!ガイドブックにもない、淡路島秘境ツアー[PR]
2025.4.2 07:00 -
テンプル大学、学生たちの京都生活。【PR】
2025.4.1 11:00 -
大阪から行く高知のおでかけ・グルメ2025最新版
2025.3.31 16:45 -
坂本龍馬の生家跡・ホテル南水、ラグジュアリーに改装[PR]
2025.3.30 07:00 -
万博迫る!大阪2カ所でオランダパビリオンお披露目[PR]
2025.3.29 18:30 -
ワインのような日本酒? 高知県に期待の新蔵が誕生[PR]
2025.3.29 07:00 -
大阪でなぜ?KITTE高知ショップ、意外な売れ筋[PR]
2025.3.28 07:00 -
2025年は開業ラッシュ!大阪・梅田の新商業施設まとめ
2025.3.27 12:00 -
梅田、新施設ラッシュ! うめきたダンジョン攻略法[PR]
2025.3.26 07:00 -
華やかスイーツ!京都のいちごビュッフェまとめ・2025年版
2025.3.24 10:00 -
梅田で体験…贅沢食材食べ放題×いちごヌン茶が合体[PR]
2025.3.17 17:00 -
華やかスイーツ!神戸のいちごビュッフェまとめ・2025年版
2025.3.7 14:00 -
【カメリア・マキの魔女占い】2025年上半期の運勢は?
2024.12.29 20:00 -
京都や滋賀も舞台に…『光る君へ』年末年始に振りかえろう
2024.12.27 13:30 -
【大阪】梅田で忘年会&飲み会!大人数OKなおすすめ店12選
2024.12.10 11:00