明るいニュースうれしい、秀吉の縁で大阪城天守閣が友好協定

2021.3.29 06:45

天守閣を前に記念撮影に応じる「大阪城天守閣」の北川央館長(右)と「名古屋市中村区」の下山浩司区長(3月26日・大阪市)

(写真4枚)

「大阪城天守閣」(大阪市中央区)と豊臣秀吉の生誕地である愛知県名古屋市の「中村区役所」が3月26日、友好協定を締結した。

これまで「大阪城天守閣」は、「長浜城」(滋賀県長浜市)や「和歌山城」(和歌山市)、フランスの「ブルターニュ大公城」など、「城郭」との締結を行って来たが、城郭以外の友好提携は初めて。

2019年の『太閤秀吉シンポジウム』で親交が深まり、秀吉が取り持つ縁として互いに協力し合い、双方の歴史や魅力をひとりでも多くの人に伝えるため締結することになったという。

天守閣の北川央館長は、「コロナで暗い話題が続いておりますが、大阪市民、名古屋市民、多くの歴史ファン、戦国ファン、秀吉ファンなどに明るい話題を提供できるこをとうれしく思う」と挨拶。

また快晴に恵まれ桜が咲いたこの日、下山浩司区長は「秀吉の誕生日前日(新暦で3月27日)に調印式ができたことは意義深いこと。天候にも恵まれ、秀吉も天から見守っていただいているんじゃないか」と喜びを話した。

友好協定を結んだことにより、両者は秀吉の魅力を知ってもらうためのさまざまなイベントや展示会などを今後企画していくという。

取材・文・写真/岡田由佳子

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