デパ地下好調、リニューアルで話題店増築&新店出店も

2021.4.1 19:15

地下2階の東ゾーンに集約され、売り場が約2倍となった「TOMIZ(富澤商店)」

(写真7枚)

百貨店「大丸梅田店」(大阪市北区)が、デパ地下フロア「ごちそうパラダイス」をリニューアル。「わたし仕立ての新ゾーン」をコンセプトにした新店を、3月3日から順次オープンしている。

緊急事態宣言中も、保存食品を中心とした食部門のオンライン売り上げが好調だったという同百貨店。宣言が明けた5月からは、おうち時間が増えたことにより、こだわりの食材を選んで料理を楽しもうという「食の時間」をより大切にする傾向から、製菓材料や器具を取り扱う「TOMIZ(富澤商店)」の売り上げが急増した。

そこで今回のリニューアルに伴い、同店はアイテム数を約250種ほど追加し、売り場が約2倍に。なかでも粉やナッツ、ドライフルーツなどの商品は、大袋を新たに増やし、売れ行きは好調だという。

さらに、手型やト音記号型など個性的なものをはじめとする100種のクッキー型など、器具類も大阪府下最大規模の品揃えに。おうち時間の増加で和菓子作りを始める人も増えたことから、あんこや最中の皮などの和菓子関連の商品も手厚く取り揃える。

ほか、「蜂蜜専門店ドラート」「いずみピクルス」「フレッシュワン」「メルカート ピッコロ」「魚屋のおにぎり」「紅茶専門店ラクシュミー」が新たに出店。同百貨店によると、地下2階は従来年配層が多かったが、リニューアルにより30代~40代の女性客が増えるなど、来客層に動きがあったと話している。

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