ポケットサイズの「流しそうめん」、試したら景色が変わった

2021.4.24 14:15

会社のデスクで流してみました。そんなにうるさくはないので迷惑はかからなかったと思いますが、周囲から驚かれました

(写真12枚)

「いつでもどこでも流しそうめん」をキャッチコピーとした、ひとり用の「流しそうめんPocket」が4月1日、「タカラトミーアーツ」(本社:東京都葛飾区)から発売された。ふと思った、1人で家で、そこまでして「そうめん」を流したいのかと・・・。

急降下、無重力…カオスな流しそうめん器の数々

2013年に氷山から冷え冷えの水が流れてくる『超ヒエヒエ 北極流しそうめん』を発売して以来、大きなスライダー型のコースにそうめんを流すシリーズを毎年展開(現在13シリーズ)するなど、約9年にわたり「いかに流しそうめんを楽しくするか」に情熱を注いできた同社。

怪しげにピンクに光らせてナイトプール仕様にしたり、高さ95cmから急降下させたり、「そうめんは遂に宇宙へ旅立つ!!」をキャッチコピーに下から上に流れる無重力タイプを開発したり・・・と、同社で発売された流しそうめん器だけでもカオス状態。単に流すだけでないさまざまな楽しみ方を発案し、SNSを騒然とさせた。

スライダーシリーズの最新作「ビッグストリーム そうめんスライダーメガラスベガス」(14960円)は、噴水が噴き出したりLEDライトが光るなどエンタメ性抜群

そんな「タカラトミーアーツ」の商品開発担当者にそのきっかけを訊くと、「そうめんは買い求めやすく調理も楽なので食卓に上る回数も多く、子どもから大人まで誰もが好きな食品。食卓をエンタテインメントとする際に受け入れられやすいと考えたことが始まりでした」と、意外にまっとうな答え。しかしそれに続くコメントがやたら熱かった。

「これまでそうめんを回したり、流したり、透明チューブの中を水流を使って重力に逆らって流したりしましたが、流し方ひとつでいろいろな表情を見せるそうめんに無限の楽しみ方を感じたのが、これまでシリーズとして続いてきた理由です。なので近年は『そうめん』ではなく『魂(ソウル)麺』と呼んでいます」と語っており、(ちょっと何言ってるのかわからないと思いながらも)その熱意はひしひしと伝わってきた。

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