上白石萌音、朝ドラに意気込み「英語を学ぶきっかけになれば」

2021.4.18 08:15

戦争でさまざまな物資の規制が強まるなか、書店でラジオ英語講座のテキストを見つけて安堵する安子(上白石萌音) (C)NHK

(写真10枚)

2021年度後期の連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』(NHK)が3月中旬にクランクイン。その初代ヒロインを務める上白石萌音が13日、リモート会見に出席し、自身の役柄について語った。

祖母・母・娘の3世代100年に渡る物語で、それぞれの時代のヒロインを上白石萌音、深津絵里、川栄李奈が演じる本作。1人目のヒロインは1925年、日本でラジオ放送が始まった日に、岡山市内の商店街にある和菓子屋「たちばな」で生まれた安子(やすこ)。あんことおしゃれが大好きなごく普通の女の子で、ラジオ講座をきっかけに英語を学び始める。

安子について、上白石は「愛情たっぷりに育てられた幸せな女の子で、とにかくピュア。その可愛らしい人柄を助長するのが岡山弁で、話しているだけで安子に繋がる気がします」とコメント。また「安子は和菓子が大好き。現場には和菓子があって、運が良ければおこぼれを頂いてそれをご褒美にしています(笑)。本当にたちばなのおはぎがおいしいので、記者のみなさんにも食べて欲しかった・・・リモートで残念」と、記者陣におはぎの魅力を伝えた。

さまざまな試練が舞い降りるなか、ラジオ英語講座との出合いから未来を切り拓いていく安子。上白石自身も英語を使う番組に出演するなど英語は得意で、英語検定2級、スペイン語検定6級の資格を持つ。小学生の頃はメキシコに住み、スペイン語にも触れていたという。

上白石は「私も最初は歌を覚えるみたいにまねっこをしながら英語を学んでいたなと、初心を思い出しながらやっているところです。英語を喋るのが当たり前の時代になっているなかで、その原点を改めて知ることができるのはすごく楽しい。みなさんが英語を学習したいというきっかけになれば」と意気込んだ。放送開始は秋ごろの予定。

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