大阪市ワクチン接種票が高齢者に順次発送、5月中旬から予約

2021.4.23 06:15

会見のフリップより「高齢者向けワクチン・接種券送付と予約受付について」(4月22日・大阪市役所)

(写真2枚)

4月22日に実施された大阪市の定例会見で、19日から高齢者の年齢層ごとに新型コロナワクチンの接種票が配送されていることが発表。松井一郎市長は、「予約はオンラインでお願いしたいが、かかりつけ医やコールセンターでの予約も受け付ける」と説明した。

大阪市ではコロナワクチンの接種票を65歳以上の高齢者から段階的に発送。2021年4月1日現在の年齢で、4月19日発送分が82歳以上、23日発送分が76歳から81歳、28日発送分が71歳から75歳、5月6日発送分が67歳から70歳、11日発送分が64歳から66歳となっている(63歳以下は時期未定)。

封筒には接種券、予診票(2回分)、接種のお知らせ、説明書(ファイザー社の新型コロナワクチンについて)が同封。最初の受付は5月中旬で、対象者に送付される「予約開始のお知らせ」はがきに記載された予約開始日から予約することになる。

ワクチン接種を前に松井市長は、「ワクチンは無料。詐欺に引っ掛からないようにご注意いただきたい。コールセンターは300回線で対応するが、高齢者だけでも約70万人、現役世代は240万人が対象。さまざまな質問があるだろうが、接種券がないと答えられないため、届いた方からお願いしたい」と呼び掛けた。

取材・文・写真/岡田由佳子

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