大阪のフェス・メトロック、開催断念「延期開催の実現を模索」

2021.5.1 11:15

開催断念を発表した『METROCK』

(写真2枚)

大阪で5月15日・16日に予定されていた音楽フェス『METROPOLITAN ROCK FESTIVAL 2021(通称メトロック)』。4月30日、開催断念が発表された。

人気アーティストが多数出演し、都市型フェスとして注目を集めてきた同イベント。「海とのふれあい広場」(大阪府堺市)で2日間にわたり開催予定で、MAN WITH A MISSION、WANIMA、[Alexandros]、King Gnuら人気アーティストのほか、ジャニーズWESTが初参戦することでも話題となっていた。

しかし、大阪府の新規感染者数が過去最多を日々更新し、重症者病床使用率が100%超となるなど医療体制が逼迫するなか、4月5日にまん延防止等重点措置、25日には緊急事態宣言が発出されたことを踏まえ、今回の決断に至ったという。

2020年に引き続き、今年も中止ではなく開催断念と表現したことについて、主催者は「年内中の延期開催の実現を模索しているためです。会場やスタッフ、アーティストのみなさんのスケジュールの確保に加え、新型コロナウイルスの感染状況など、実現に向けた難題こそありますが、今年こそお客さま、アーティストのみなさまとともに、メトロックの歓喜を共有したいという明確な意志をもって、この難局を突破したいと強く思っています」と約束した。

チケットの払い戻しについては後日、フェスの公式サイトで発表予定。事前受付を実施していたオフィシャルグッズに関しては、「すでにすべての商品が製作済みであることから、そのままご購入ください」と呼びかけている。

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