裏話連発!個性豊かな元プロ野球YouTuberが面白い

2021.5.6 19:45

藤川球児氏の公式YouTubeチャンネル『藤川球児の真向勝負』のスクリーンショット

(写真5枚)

「第一生命」が発表する『大人になったらなりたいものランキング』でトップ10に入ることが当たり前となった人気職業「ユーチューバー」。そのなかで近年存在感を増しているのが、元プロ野球選手や現役選手によるYouTubeチャンネルだ。

チャンネル登録者数を見てみると、元日本ハムで現役メジャリーガーのダルビッシュ有選手『Yu Darvish』で57.4万人、元ロッテの里崎智也氏『Satozaki Channel』で43.9万人、元西武の清原和博氏『清ちゃんスポーツ』で39.8万人が上位。それぞれの個性や人脈を生かした企画が人気となっている。

ほかにも独特の持ち味を発揮したチャンネルが多く存在するが、そのなかでも野球ファンが嬉しいのは、何と言っても裏話や現役時代のエピソード。そこで、現役当時の秘話をぶっちゃけているチャンネルをいくつか紹介したい。

◼宇野勝氏『UNO is PERFECT』(元中日・チャンネンル登録者数4840人)

同チャンネルの魅力は、宇野氏の事実に基づいたエピソードや現役当時の裏話が包み隠さず披露されている。例えば、プロ野球界に存在する罰金制度について語る回では、どのような規律違反を犯したら何万円の罰金があったのか、また、宇野氏自身が最も多く払った罰金など、関係者しか知りえない秘話をぶっちゃけている。そのようなプロ野球ファンの心を鷲掴みにするネタが「ウーやん節」で連発され、随所でクスッと笑わせてくれる。

宇野勝氏の公式YouTubeチャンネル『UNO is PERFECT』

◼藤川球児氏『藤川球児の真向勝負』(元阪神・チャンネル登録者数15.9万人)

藤川氏の代名詞「火の玉ストレート」と称された、浮き上がる豪速球誕生のきっかけが「奥歯」を治療したことだったことや、故・野村克也監督時代、1時間半にも及ぶミーティングに対し、野村氏に放った新庄剛志氏の一言で40分に短縮されたエピソードなどが公開されている。2020年に現役を引退したばかりとあって、幅広い年齢層の野球好きが楽しめるチャンネルだ。

https://www.youtube.com/watch?v=Q8LBxXxi52k&t=948s
藤川球児氏の公式YouTubeチャンネル『藤川球児の真向勝負』

◼槙原寛己氏『ミスターパーフェクト槙原』(元巨人・チャンネル登録者数3.81万人)

1990年代、先発3本柱の一角として巨人を支えた槇原氏。当時の戦友をゲストに迎えて展開されるトークは見ごたえ十分。試合中、当時ショートを守っていた川相昌弘氏と桑田真澄氏との間で喧嘩が勃発した話や、「くせ者」と称された元木大介氏の秘儀「隠し玉」のエピソードなど、巨人ファン以外でも気になる裏話は視聴する人を飽きさせない。

槙原寛己氏の公式YouTubeチャンネル『ミスターパーフェクト槙原』

テレビでは言えないぶっちゃけトークが魅力のYouTube。プロ野球は無観客試合となり、おうち時間が増えるなか、お気に入りの「プロ野球YouTuber」を見つけて楽しむのはいかがだろうか(チャンネル登録者数は2021年5月5日時点)。

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