料理人のM−1グランプリ『ドラゴンシェフ』、初代王者が決定

2021.7.4 21:15

左から須賀総監督、北海道代表・フレンチの下國伸シェフ、MCの山里亮太 (C)DRAGON CHEF 2021

(写真6枚)

40歳未満の若手料理人のなかからNo.1を決める次世代スター料理人発掘番組『DRAGON CHEF 2021』(ABCテレビ)の決勝戦が4日に放送され、初代チャンピオンが決定。北海道代表・フレンチの下國伸シェフが優勝賞金1000万円を獲得した。

4月から関西ローカルで放送スタートし、全国から料理人761人が参加した同大会。一次選考、エリア予選を勝ち上がった若き一流シェフたちが毎回激しい料理バトルを繰り広げ、「料理人のM−1グランプリ」として注目を集めてきた。

準決勝の「デリバリー料理」対決を勝ち上がった北海道代表・フレンチの下國伸シェフ、福岡代表・フレンチの山下泰史シェフが決勝戦で激突。同大会としては初めてのコース料理対決となり、料理には、前菜が千葉県産の甘みの強い 完熟トマト、メインは北海道産の極上の豚肉、デザートは宮崎県産の糖度が高いマンゴーと、それぞれテーマ食材が設けられた。

審査をしたのは、今田耕司、林修、冨永愛、YOU、新川優愛の食通芸能人5名と、料理研究家の服部幸應、14年連続ミシュラン三つ星の神田裕行、中国料理研究家の小薇、肉料理のスペシャリスト・中井松太郎、スイーツ界の重鎮・鎧塚俊彦らプロの料理人5名に、総監督の須賀洋介シェフを加えた11名。

決勝戦は豪華クルーズ船上でおこなわれた (C)DRAGON CHEF 2021

決勝は11名の審査員がどちらかに投票し、過半数の6票を取った方が勝ちとなり、結果は「食の未来」をテーマに作った北海道代表の下國シェフが初代チャンピオンに。下國は「正直もう言葉になりません。支えてくれた方々みんなにお礼を言いたいと思います」と涙を浮かべながら語り、北海道の家族と中継がつながると、「優勝できたよ」と報告。奥さんや息子さんから「おめでとう! すごい」と祝福されると、「今までありがとう」と感謝の気持ちを述べた。

下國シェフには、賞金1000万円とトロフィー、DRAGON CHEFの特製コックコート、副賞としてサントリーより「ザ・プレミアム・モルツ」「ザ・プレミアム・モルツ<香る>エール」のそれぞれ1年分が贈られた。

最後に下國シェフは、「やっぱり料理人ってすごい職業なんだなと痛感しながら、この戦いに臨んでました。 初代DRAGON CHEFの名に恥じぬよう、これからもずっと戦い続けたいと思います」と力強く語った。

この模様はTVerやABEMAで見逃し配信あり。番組公式サイトでは、決勝進出者をはじめ、全国7名のシェフに番組の裏話をインタビューしたスペシャルコンテンツ『番組未公開!シェフの裏話』が公開されている。

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