愛希れいかの踊りに、田代万里生と三浦涼介「びっくりした」

2021.7.15 08:05

大ファンだったという柚希礼音と、「マタ・ハリの人物像、衣装や鬘など多くのことを一緒に話すなかで、(ダブルキャストの)緊張が解けていき楽しく幸せでした」と愛希

(写真5枚)

7月16日より「梅田芸術劇場メインホール」(大阪市北区)で上演されるミュージカル『マタ・ハリ』。出演する元宝塚歌劇団月組トップ娘役の愛希れいか、田代万里生と三浦涼介による取材会が14日に同劇場でおこなわれた。

2018年に石丸さち子の訳詞・翻訳・演出で日本初演を果たした、フランク・ワイルドホーン作曲の韓国発グランドミュージカル。第一次世界大戦下に実在した、稀代のダンサーであり女スパイとしても有名なマタ・ハリを、初演で同役を演じた柚希礼音とのダブルキャストで愛希が演じる。

東京・愛知公演とあわせ約1カ月前から舞台を務めてきた愛希は、「こうして大阪に来ることができてうれしく幸せです。マタは想像を絶するような痛みや苦しみを乗り越えたからこその強さがあり、だからこそ美しい。(幼い頃に)愛を受けていないにも関わらず、愛情が深い人だと感じています」と役について語った。

また、名ダンサーの愛希による「寺院の踊り」は大きな見どころだが、「ジャワニーズ、ジャワのダンスというのは首の動きなど難しい部分があるけれど、シヴァ神に捧げるということを大切に踊っています。曲線などを意識して、官能的な部分も感じていただけるように」と、大きな挑戦に。

そんな愛希の踊りを絶賛するのが、フランス軍事諜報局・ラドゥー大佐役の田代万里生(加藤和樹とのダブルキャスト)と、偵察パイロットのアルマン役・三浦涼介(東 啓介とのダブルキャスト)。愛希と同じく同作に初出演の2人は、マタに惹かれていく運命の男たちを演じている。

田代は、「ちゃぴちゃん(愛希)のダンスは、なんとも言えない色気と格好良さ、芯の強さ、柔らかさが詰まっていてびっくりしました。だからラドゥーがマタの楽屋を初めて訪れるシーンは、そのときの感覚から役作りなしで自然に演じられています」と話す。

三浦は、「稽古場では可愛らしい女の子という感じだったのに、衣装を着てメイクをし、ライトを浴びてステージに立たれていると、やっぱりすごい!とびっくりしました。ギャップ萌えです」と笑顔。そんな男性陣の言葉に、愛希は驚きの声をあげつつ照れていた。公演は7月16日から20日まで「梅田芸術劇場メインホール」(大阪市北区)で上演。

取材・文・会見写真/小野寺亜紀

ミュージカル『マタ・ハリ』

日程:2021年7月16日(金)~20日(火)
会場:梅田芸術劇場メインホール(大阪市北区茶屋町19-1)
料金:S席13500円、A席9000円、B席5000円
電話:06-6377-3800(梅田芸術劇場)

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