大阪で迫力大のティラノサウルス展、日本初公開の標本も

2021.7.17 09:15

日本初上陸の標本(通称:アイヴァン)がハイエナのように獲物を追いかける様子を再現

(写真11枚)

ティラノサウルスの全身復元骨格展示や体験型コンテンツが楽しめる『ティラノサウルス展』が、「大阪南港ATCホール」(大阪市住之江区)で7月17日から開催される。

会場には、圧倒的な迫力を放つティラノサウルスの全身復元骨格が5体集結。「福井県立恐竜博物館」の監修により、年齢や性別、生態、さまざまな能力まであらゆる情報が解説され、食物連鎖の頂点であり「最強」と言われるティラノサウルスの知られざる生態に迫る展示内容となっている。

なかでも注目は、アメリカのサウスダコタ州で2005年に発見された、日本初上陸となる標本(通称:アイヴァン)。全身の65%という大部分の骨が残っていることから標本のなかでは貴重とされ、獲物を追いかける様子が再現されたダイナミックな展示が今回の最大の見どころとなっている。そのほかにもトリケラトプスやディプロドクス、カルノタウルスなどの大型恐竜骨格の展示も。

進化の流れを知りながら、当時の恐竜の世界を満喫できる展示内容

また、会場内では「体験型展示」もおこなわれており、当時の恐竜の世界を見るだけではなく、身体で体感できるのも魅力のひとつ。プロジェクションマッピングなどで知られる「ネイキッド」によるインタラクティブ展示では、白亜紀後期の北アメリカ大陸を舞台に、ティラノサウルスが実物大で蘇る体験を幻想的な映像と音で楽しめ、壁や床をタッチすると起こるサプライズな仕掛けも。

大きなスクリーンにはリアルサイズのティラノサウルスが

さらに会場内は撮影OKで、展示されている恐竜たちと一緒に記念撮影ができる全3箇所のフォトスポットも設置。親子で楽しめる、夏休みの思い出作りにぴったりなイベントとなっている。

期間は7月17日から9月5日まで。チケットは、一般(高校生以上)1800円、3歳〜中学生900円で、公式サイトや「ローソンチケット」などにて購入が可能。音声ガイドはflumpoolのボーカル・山村隆太が担当する(別途600円)。

ティラノサウルス展 ~T. rex 驚異の肉食恐竜~

会場:大阪南港ATCホール(大阪市住之江区南港北2-1-10)
時間:9:30~16:00 (最終入場は 16:00)

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