向井理、中村倫也の第一印象明かす「いい意味で生意気」

2021.7.20 19:15

会見に出席した向井理 ー撮影/田中亜紀ー

(写真5枚)

劇団☆新感線の新作『狐晴明九尾狩(きつねせいめいきゅうびがり)』の会見が17日に都内でおこなわれ、出演者の中村倫也、向井理、吉岡里帆が、お互いの関係性について語った。

会見冒頭から、向井のことを「おさむっち」と、親しげに呼んでいた中村。映画『俺は、君のためにこそ死ににいく』(2007年)で、同じ部隊の兵隊にキャスティングされた縁で、兄弟のような仲になったそう。

そのときのお互いの印象は「当時から目立っていて『戦争映画なのに、ものすごいシュッとしてる人がいるわー』と思った」(中村)、「(キャストの)最年少だったので、みんなの弟みたいな感じ。そのときから、いい意味で生意気でした」(向井)と語る。

そして今回の共演について、中村が「僕はあの頃とあんまり変わってないですけど(笑)、あのとき以来(の共演)なので、すごい楽しみ」と期待を見せると、向井も「懐かしさもあるけど、お互い十何年って期間、お芝居の世界でどっぷりやって来たので、また刺激しあえたらいいなと思います」とそれに応えた。

一方で吉岡は、2人との共演は舞台上では初めてだが、吉岡の初の連ドラ主演作『きみが心に棲みついた』(2018年)では、向井が相手役の1人として出演。そのときの経験は、実は吉岡のなかではトラウマになっているそう。

吉岡が「向井さんはすごくやさしくて素敵な先輩なんですけど、ドラマの本編ではものすごくイジメ抜かれたので、どうしても恐怖が埋め込まれてしまっている(笑)」と告白して、向井が「俺、一言一句台本通りやったから! アドリブとか一切やってないんで・・・本当にすいません」と弁解・謝罪する場面も。 

しかし今回の役どころは、敵対する同士ということで、吉岡は「すごく因縁のある関係(の設定)なので、逆に今回はその気持ちを活かせるのでは。反撃できるようにがんばります!」と、恐怖心を今回のバネにすることを宣言した。

そのほか、浅利陽介、竜星涼、早乙女友貴らが出演。大阪公演は10月27日~11月11日に「オリックス劇場」(大阪市中央区)で上演。チケットはS席1万5800円ほか、9月26日から発売開始。

取材・文/吉永美和子

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