大阪・新型コロナ陽性者は224人、20代が前週の3.4倍増

2021.7.19 20:45

大阪府庁(大阪市中央区)

(写真1枚)

大阪府は7月19日、新型コロナウイルスの新規陽性者を224人と発表(累計陽性者数は10万6970人)。また新たな死亡者は0人で、累計死者数は2708人のままだった。

新規陽性者を年代別にみると20代が81人と最多で、50代が34人、10代が32人、30代が27人、40代が27人と続く。特に20代が前週比3.4倍、10代が2.6倍と若年層の急拡大が顕著だが、30代から50代までの世代も前週を上回った。一方、ワクチン接種が進んでいる60代が12人、70代が4人と若年・中高年層に比べて少なく、80代と90代の新規感染者は確認されなかった。

また、この日の陽性率は、検査数(PCR・抗原検査)9139件に対し2.5%。1日あたりの重症者は5人で、そのうち40代が3人、50代と60代でそれぞれ1人と中高年層が重症化しており、警戒が必要。

吉村知事はツイッターで、「デルタ株の感染拡大スピードに注意が必要です。新要素は、高齢者へのワクチン接種の変数と、デルタ株の感染拡大力の変数。僕は後者が優位とみてます」と投稿。感染対策の徹底を呼びかけた。

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