満島ひかり、照屋監督を絶賛「青空のような演出、すごい!」

2021.7.21 23:45

ジャパン部門 ベストアクターアワードに選ばれた女優・満島ひかり

(写真2枚)

アジア最大級の国際短編映画祭『ショートショート フィルムフェスティバル & アジア2021』で、ジャパン部門 ベストアクターアワードに選ばれた女優・満島ひかりが受賞についてコメントを発表した。

同イベントは、米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭。満島は、照屋年之監督がメガホンをとった沖縄・大宜味村が舞台の映画『演じる女』で主演。誰からも好かれる建設会社の社長の、親子ほどに年の離れた若妻・好子を演じた。

「脚本をいただいてから完成まで、変わらず『好き』な作品です。照屋監督のシンプルで気持ちの良い青空のような演出は、すごい! 映画に何かが宿り、たったひとりを守り動かし、世界に種をまき育ってゆくことが、これからも絶えませんように。うれしい賞を、ありがとうございます」とコメント。

メガホンをとったのは、長編2作目の『洗骨』(2018年)が国内外で話題となった照屋年之監督。ガレッジセールのゴリとして活動する一方、自費も含めて数多くのショートフィルムを製作。2019年には「第60回日本映画監督協会新人賞」を受賞、映画界でも注目を集める存在だ。

ガレッジセールのゴリとして活動する一方、映画も撮り続ける照屋年之監督

満島の演技について照屋監督は、「ほとんどセリフがないなか、感情を押し殺し、観客をミスリードさせる演技は大変だったはず。何度も悩み、何回も撮り直し、納得するまで演じてくれました。この映画は満島さんの表現力に魅了された作品です」と賞賛。

同映画には、品川徹、普久原明、上田真弓らが出演。また、8月8日〜16日に長野・阿智村で開催される『SSFF&ASIA 2021 in ACHI−日本一の星空映画祭−』での上映が決定している。

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