大阪・新型コロナ陽性者は932人、吉村知事「首都圏と同じ」

2021.7.29 19:45

大阪府庁(大阪市北区)

(写真1枚)

大阪府は7月29日、新型コロナウイルスの新規陽性者を932人と発表(累計陽性者数は11万2213人)。また新たに報告された死亡者は2人で、累計死者数は2721人となった。

この日の検査数は1万4708件で、陽性率は6.3%。年代別に見ると20代が329人と突出して多く、7月では初めての300人台となった。次いで30代が161人、40代が141人、50代が109人だった。また、現在入院中の重症者は前日から6人増加の73人となり、重症病床使用率は22.8%と依然警戒レベルを超えている。

この日を含めた直近1週間(23日〜29日)の週平均は568人で、その前の週(16日〜22日)は340人と、200人以上増えており、増加スピードが非常に早い。

吉村知事はこの状況に対しツイッターで、「大阪の感染者の増加割合は、首都圏とほぼ同じです。 今後も増加が収まらず、軽症中等症病床、若しくは、重症病床の使用率のいずれかが50%を越えた場合、避けたいですが、国に緊急事態宣言を要請すべきと考えます」とコメント。府は引き続き、不要不急の外出自粛、感染対策が施されていない飲食店の利用制限など、感染対策の徹底を呼びかけている。

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