清水の舞台から生まれた楽器!? お盆の「清水寺」で祈りの音楽

2021.8.12 07:15
  • 8月9日、経堂(重要文化財)で楽器製作者の内田輝さんによるクラヴィコード奉納演奏がおこなわれた
  • 経堂の中で開催される、『silk road – 祈りの道』展。遠いヨーロッパ中世の楽器がシルクロードの東の果て日本の清水寺で新たに生まれ、中世の音を未来への祈りにつないでゆく。そんなロマンを、お盆の風物詩「千日詣り」中の清水寺で感じたい
  • 内田輝さんはサックス奏者として活動後にピアノ調律師に師事。安達正浩氏の教えのもとクラヴィコードを制作
  • サイズは140×36.7㎝、通常は脚がつくが、内田さんオリジナルのクラヴィコードは床置き型。弦をかき鳴らしたりボディをパーカッションのように叩いたりする演奏法もオリジナル
  • 底面に、舞台板だった名残を少しだけ残してある
  • 蓋裏の唐紙は、京都の唐紙工房「かみ添」が、清水の舞台板の古材をそのまま版木にした雲母刷り。丸い紋はシルクロードを通って西方からもたらされた文様、唐草をあしらっている。江戸の家紋職人「京源」に依頼した
  • 8月9日、経堂(重要文化財)で楽器製作者の内田輝さんによるクラヴィコード奉納演奏がおこなわれた
  • 経堂の中で開催される、『silk road – 祈りの道』展。遠いヨーロッパ中世の楽器がシルクロードの東の果て日本の清水寺で新たに生まれ、中世の音を未来への祈りにつないでゆく。そんなロマンを、お盆の風物詩「千日詣り」中の清水寺で感じたい
  • 内田輝さんはサックス奏者として活動後にピアノ調律師に師事。安達正浩氏の教えのもとクラヴィコードを制作
  • サイズは140×36.7㎝、通常は脚がつくが、内田さんオリジナルのクラヴィコードは床置き型。弦をかき鳴らしたりボディをパーカッションのように叩いたりする演奏法もオリジナル
  • 底面に、舞台板だった名残を少しだけ残してある
  • 蓋裏の唐紙は、京都の唐紙工房「かみ添」が、清水の舞台板の古材をそのまま版木にした雲母刷り。丸い紋はシルクロードを通って西方からもたらされた文様、唐草をあしらっている。江戸の家紋職人「京源」に依頼した
(写真6枚)

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