奈良・新型コロナの新規陽性者は91人、病床占有率が増加

2021.8.5 21:00

奈良県庁(奈良市登大路町)

(写真1枚)

奈良県は8月5日、新型コロナウイルス陽性者を新たに91人確認したと発表。前日比プラス1人で、累計陽性者数は9428人となった。

全国的な感染拡大から、初めて1万5000人の陽性が確認されたこの日。奈良県の新規陽性者のうち、無症状を含む軽症が90人と大多数を占め、中等症は1人、重症者は0人だったが、重症対応病床は34%(前週木曜16%)、入院病床は56%(前週木曜31%)と、この1週間で占有率が急上昇している。

県では、大阪など都市部で爆発的な勢いで感染が広がり、県内の陽性者の増加が顕著になっていることを危惧。不要不急の往来や、マスク着用の徹底、車での移動時の換気など、「みなさまにも感染の連鎖を断ち切るよう、取組の徹底をお願いいたします」と呼びかけている。

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