大阪の新型コロナ新規陽性者は1654人、未就学児も増加傾向

2021.8.12 20:30

大阪府庁(大阪市中央区)

(写真1枚)

大阪府は8月12日、新型コロナウイルスの新規陽性者を1654人と発表(累計陽性者数は12万7294人)。また新たに報告された死亡者は4人で、累計死者数は2739人となった。

この日の検査数は1万6665件で、陽性率は9.9%。年代別に見ると20代が465人で突出しており、次いで30代が285人、40代が256人、10代が243人、50代が190人で、増加傾向にある未就学児も62人となった。現在入院中の重症者は129人で、重症病床使用率は40.3%。

市町村別に見ると、大阪市が622人ともっとも多く、堺市が117人、東大阪市が113人、吹田市が78人だった。また、この日確認された新規陽性者は前日より164人増え、2日連続で過去最多を更新することとなった。

急激な感染拡大について吉村知事はツイッターで「デルタ株の急拡大が続いています。『高齢者へのワクチンで重症者は少ないでしょ。』との意見もありますが、40代、50代は丸裸です。今後確実に重症者は増加します。患者が急増すると医療は対応できません。危機はそこにあります。感染しない努力をお願いします」と訴えた。

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