和歌山の赤ちゃんチーター、授乳量の不足で人工保育へ

2021.8.16 09:30

2021年7月22日に誕生したチーターの赤ちゃん(提供:アドベンチャーワールド)

(写真2枚)

和歌山県のテーマパーク「アドベンチャーワールド」(和歌山県白浜町)は8月15日、先月22日に誕生したチーターの赤ちゃんを人工保育に切り替えたと発表した。

同施設によると、誕生当初はしっかり授乳し、赤ちゃんの体重は増加していたが、8月4日(13日齢)の測定で体重が増加していないことが判明。お母さんチーターから搾乳したところ母乳量が十分ではなく、授乳量の不足により体重増加が見込めなくなったことから、8月6日(15日齢)から人口保育に切り替えられた。

現在は動物の治療や繁殖研究をおこなう「ワイルドアニマルメディカルセンター」にて、スタッフが赤ちゃんに人工ミルクを与えているが、将来的にほかのチーターたちと暮らすことができるようサポートを続けていくという。同施設でのチーターの赤ちゃんの誕生は、2006年以来、15年ぶりのことだった。

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