奈良・新型コロナは月曜最多95人、天理市内ではクラスター

2021.8.16 21:00

奈良県庁(奈良市登大路町)

(写真1枚)

奈良県は8月16日、新型コロナウイルス陽性者を新たに95人確認したと発表。陽性者数が比較的少ない傾向とされる月曜日の過去最多を更新した。

この日明らかになった新規陽性者は、全員が無症状を含む軽症。しかし、4月19日に確認された85人を上まわり、月曜としては過去最多。重症対応病床の占有率は38%(空き21床)で、入院病床は60%(空き180床)、宿泊療養は59%(空き289室)となり、県では引き続き感染拡大防止のため、不要不急の往来自粛を呼びかけている。

また、先月末から相次いで9人の陽性者が確認された天理市内の事業所について、県はクラスターと認定。事務所内の換気が充分でない休憩室での会話や、昼休みなどのマスクを外した飲食により、感染が拡大したと推定し、すでに消毒の実施、濃厚接触者の特定と外出自粛要請、健康観察をおこなっている。

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