2022年秋の朝ドラ舞台、東大阪と長崎・五島列島に決定

2021.8.29 08:15

2022年度後期連続テレビ小説『舞いあがれ!』

(写真2枚)

2022年度後期に放送を予定するNHK大阪放送局制作の連続テレビ小説(第107作)のタイトルと舞台が発表された。

さまざまな困難に翻弄される今、空を飛ぶことをあきらめないヒロインを通して、明るい未来への希望を届けたいと、タイトルは『舞いあがれ!』に。時代は1990年代から現在で、ヒロインがものづくりの町・東大阪と自然豊かな長崎・五島列島でさまざまな人との絆を育みながら、飛ぶ夢に向かっていく挫折と再生のドラマになるという。

今作はオリジナル作品となっており、脚本を手掛けるのは、柄本佑や尾野真千子らが出演したドラマ『心の傷を癒すということ』(NHK)などを担当した桑原亮子氏。

作品のテーマについて、桑原氏は「ある飛行士が『パイロットはいい仕事だと思う』とおっしゃったとき、即座にさまざまな理由を予想しました。外国へ行けるから? やりがいのある仕事だから? 再就職しやすいから? 予想はどれも外れました。答えは『空を見上げる仕事だから』。パイロットは飛行機に乗る前、空を見上げて天候などをチェックします。必要に迫られて空を見上げているうちにいつのまにか元気が出てくる、だからいい仕事なのだそうです」と説明。

そして「このドラマのヒロインも、辛いことがあるたび、空を見上げて前に進みます。その姿を見ているうちにいつのまにか元気 が出てくる、そんなドラマになることを願っています」と意気込みを語った。

同局によると今年冬頃に出演者を発表し、2022年春頃にクランクイン予定。現在、清原果耶主演の『おかえりモネ』が放送されており、11月からは上白石萌音、深津絵里、川栄李奈が3世代ヒロインを演じる『カムカムエヴリバディ』、2022年春は沖縄が舞台で黒島結菜がヒロインを演じる『ちむどんどん』が放送される。

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