秋の貴重な高山植物「ミセバヤ」、六甲山の植物園で見頃に

2021.9.8 06:45

「六甲高山植物園」で、高山植物「ミセバヤ」が見頃を迎えている。

(写真3枚)

「六甲高山植物園」(神戸市灘区)で、秋に咲く高山植物「ミセバヤ」が見頃を迎えている。

「美しい花を(君に)見せたい」という意味から名付けられた「ミセバヤ」は、数少ない秋咲きの高山植物。ぷっくりした葉と、秋に咲く色とりどりの花が特徴で、園芸品種としても愛されている。

同園で栽培される「ミセバヤ」は3種。多肉の芽先がとがっており、樺太で発見されたことからその名が付けられたという「カラフトミセバヤ」、花茎は長さ10~40cmで乳白色の花が咲く「ツガルミセバヤ」、鮮やかな紅紫色で北海道に分布する「ヒダカミセバヤ」など、品種によって違った魅力が楽しめる。

「ミセバヤ」の見頃は9月中旬頃まで。開園時間は朝10時〜夕方5時、入園料は中学生以上・700円、4歳~小学生・350円。

「六甲高山植物園」

日程:開園期間~11月23日(祝・火)「ミセバヤ」見頃は9月中旬頃まで ※9月9日(木)は休園
時間:10:00~17:00(16:30受付終了)
会場:六甲高山植物園(神戸市灘区六甲山町北六甲4512-150)
料金:中学生以上700円、4歳〜小学生350円
電話:078-891-1247

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