大阪府で2012人の新規陽性者、吉村知事は宣言延長の意向

2021.9.8 19:50

大阪府庁(大阪市中央区)

(写真1枚)

大阪府は9月8日、新型コロナウイルスの新規陽性者が2012人だったと発表(累計陽性者数は18万5290人)。新たに確認された死亡者は9人で、累計死者数は2847人となった。

この日の検査数は1万8447件で、陽性率は10.9%。年代別に見ると20代が449人で突出しており、次いで40代が341人、30代が325人、10代が310人、50代が221人。未就学児は113人、就学児は84人だった。

新たに確認された重症者は35人で、過去2カ月間で最多となった。また、現在入院中の重症者は前日から8人増の279人で、大阪モデルの重症病床使用率は87.2%。前週の水曜日(71.9%)から、1週間で15.3%増加しており、急速な悪化傾向が見受けられる。

12日まで適用されている緊急事態宣言について、吉村知事は6日の記者会見で、解除は難しく延長はやむをえないとの見通しを発表。また、延長された際の規制緩和についても「対策を緩めるとかそういったことは、いまの病床のひっ迫度を考えても難しいのではないかと思っています」とコメントした。

  • LINE
  • お気に入り

関連記事関連記事

あなたにオススメあなたにオススメ

コラボPR

合わせて読みたい合わせて読みたい

関連記事関連記事

コラム

ピックアップ

エルマガジン社の本