すゑひろがりず、「やばい」に代わる和風単語を伝授?

2021.9.18 09:15

「学校で使える和風会話」一例。イラストは化猫(かねこ)マサミ氏が担当

(写真5枚)

狂言風ネタで人気のお笑いコンビ・すゑひろがりずの初の著書『すゑひろがりずの をかしな和風会話』(出版:ワニブックス)。その発売を記念したオンライントークイベントが、9月17日に開催された。

小鼓を持ち、伝統芸能の要素を取り入れた独自の芸風で活躍中の同コンビ。本書では、現代社会を想定した50もの和風会話術を、2人がポップなイラストとなって、考案した例文と共に紹介する。

初書籍について、三島は「(内容は)ほぼ勉強です。参考書の方に並ぶんじゃないかな?って」と書店での売り場について分析。すると、すかさず「それはまだちょっと厳しそうですけど・・・」と南條がツッコみ、笑いを誘う場面も。

イベント後の取材会では、記者に流行りそうな「イチオシ単語」を聞かれ、三島は「『いみじ』です。大変すばらしいというのと、そうじゃないという意味が両方込められた『やばい』とか『卍(まんじ)』みたいな雰囲気のワードなんで・・・バンバン使っていきたいですね」と意気込んだ。

南條はお気に入りのページを問われると「『おねだり』のページですね。イラストの三島がめっちゃかわいいんですよ(笑)。例文のなかの『せむかたなし』っていう単語も『どうしようもない』という意味で日常でも使いやすそうですし、気に入ってます」とコメント。

本書は、「学校」「ビジネス」「LINE」など、各シチュエーション別に和風会話をラインアップ。予備校講師のかたわら構成作家としても活躍する東大マンが監修し、実際に入試試験に出るような古文の重要単語を中心に盛り込んだ「楽しく学べる1冊」となっている。併せて、彼らのYouTubeで好評の現代語の和風変換クイズ「がりず検定」の新作も収録。

価格は1430円、124P・オールカラー。全国の書店で発売中。

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