ニフレル生まれのおてんば娘、ミニカバ赤ちゃんの愛称決定

2021.9.22 18:15

ミニカバの赤ちゃん「テンテン」

(写真3枚)

商業施設「エキスポシティ」(大阪府吹田市)内のミュージアム「NIFREL(ニフレル)」で2021年6月、世界的に稀少なミニカバの赤ちゃんが誕生。その愛称が決定した。

日本で飼育されている数は5園館で12頭のみというミニカバは、絶滅の恐れがある貴重な動物。そんななか「ニフレル」で、母・フルフルと父・モトモトの間に、体長63cm、体重22kgの元気な女の子が誕生した。

その後、8〜9月に愛称募集がおこなわれ、5354通のなかで236名が応募した「テンテン」に決定。「赤ちゃんが『おてんば娘』であること、元気に走り回ってできた足跡が『点点』とつながるように、その愛らしさでお客さまと生きものをつないでほしい」との思いが込められたそう。

狭い場所にすっぽり入って昼寝をしたり、プールでずっと泳いだり、飼育員の足の間に潜り込んだりと、やんちゃな性格の「テンテン」。お母さんの心配をよそに、自分のやりたいことをやりたいだけやるマイペースな様子に、スタッフは「将来は大物になるような予感がします」と早くも期待しているようだ。

今回の愛称決定に対し飼育員は、「赤ちゃんの性格にも、私たちの赤ちゃんへの思いにも、どちらにもピッタリの愛称でとてもうれしく思います。また誕生以来、今までずっと『ちびちゃん』と呼んでいたので、とても新鮮です。これからの成長をぜひ見守ってくださいね」とコメント。

「テンテン」「フルフル」の様子は、子育ての状況に応じての展示時間となっており、現在は開館〜15時まで、それ以外の時間帯はガラス前に設置した大型モニターでライブ配信を見ることができる。

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