近鉄の観光列車「青の交響曲」が5周年、沿線でコラボ企画開催

2021.9.30 06:45

「岡寺」「吉野神宮」の手水舎では、列車をイメージした装飾を楽しめる。

(写真8枚)

運行開始5周年を迎えた観光列車「青の交響曲(シンフォニー)」(運営:近鉄日本鉄道/大阪市天王寺区)。それを記念し、沿線である飛鳥・吉野エリアの魅力を発信するイベントが開催される。

「上質な大人旅」がコンセプトの同列車は、観光特急として2016年に運行スタート。濃紺色のボディにゴールドのラインが上品な車体で、大阪阿部野橋駅〜吉野駅間を食事や景色を楽しみながらゆったりと旅できる。今回5周年を機に、同エリアの社寺や店舗とタッグを組んで車体をイメージした装飾やコラボメニューが楽しめる。

なかでも注目すべきは、2カ所の社寺で実施される『青の手水舎』(手水舎とは手や口を清める水場のこと)。会場のひとつ「岡寺」(奈良県高市郡)では、そこに花を浮かべた「花手水」が美しいとSNSで話題になっていたことから、同イベントでは花の代わりに青く輝くビー玉で装飾。写真映え必至のスポットになっている。

また、「吉野神宮」(奈良県吉野郡)では、水面に浮かぶ折り鶴が列車カラーになるほか、ハート型の水引で人気のお守りが、限定バージョンになって登場する。

さらに沿線の飲食店4カ所ではフードやスイーツのコラボメニューも販売される。期間は10月1日から11月30日まで、詳細は公式サイトにて。

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