宣言解除の大阪で酒類提供を容認、まずはリバウンド防止期間

2021.9.28 18:50

会見でのフリップより、飲食店などへの要請及び協力金について(9月28日・大阪府庁)

(写真13枚)

緊急事態宣言が30日で解除されることを受け、9月28日に大阪府が対策会議本部を開催。感染の再拡大(リバウンド)の抑制対策をしつつも、飲食店などに現在おこなっている要請を段階的に緩和していく方針を決定した。

宣言解除によって人出が増加し、再び感染者が増加する「リバウンド」を防ぐことに重点が置かれた今回の会議。

まず期間は10月1日から31日までとし、大阪府民へは「混雑している場所や時間をさけて少人数で行動すること」や「都道府県間の移動の際は、感染防止対策を徹底」などに段階的に緩和された。

また、これまで酒類提供店への休業要請といった厳しい制限のあった飲食店に対しては、今回も時短要請は続けられるものの、ゴールドステッカー認証店舗については夜9時まで営業でき、酒類提供も昼11時から夜8時半まで可能になった。

さらに、飲食店以外の大規模商業施設なども夜9時まで営業可能。会議で吉村洋文知事は、「この期間はリバウンド防止期間。リバウンドは起きると思うが大事なのはいかに先延ばしし、山を高いものにしない、重症化を防ぐ、そういったことをしていくのが必要」と話し、方針を決定した。

11月以降の要請内容については感染状況を見ながら、今後の対策本部会議で決定されるという。

取材・文・写真/岡田由佳子

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