世界遺産・熊野古道「中辺路ルート」に、宿が開業

2021.10.4 07:15

10月8日に開業する「SEN.RETREAT TAKAHARA」

(写真5枚)

世界遺産・熊野古道の参詣道「中辺路ルート」に、宿泊施設「SEN.RETREAT TAKAHARA」(和歌山県田辺市)が10月8日にオープンする。

1000年以上の歴史がある、熊野三山(熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社)へと至る参詣道・熊野古道。6つある参詣ルートのなかでも参詣者が多いのが、滝尻王子から熊野那智大社を結ぶ約100キロもある「中辺路ルート」だ。

実際に歩くとすれば4〜5日間を必要とし、宿が必要となってくる。が、コロナ禍前であれば予約が2年先も埋まっているほど人気で、宿泊先がなく野宿もする人もいる状態であった。そこで「つなぐ、つながる宿」をコンセプトに、空き家となっていた古民家をリノベーションした宿「SEN.RETREAT」が、ルート沿いに4カ所オープンする。

今回はその第1弾となり、場所は1泊目として便利な高原エリア。最大10人まで宿泊できる一棟貸しで1泊4万円。また巡礼者やトレッキング客だけでなく、近隣では川遊びなどもできるためレジャー目的の観光客や、ワーケーションとしてのの利用も想定しているという。

今後は、田辺市中辺路町近露に11月1日、田辺市本宮町坊ノ原に2022年9月1日、新宮市熊野川町に2022年3月1日に姉妹宿が開業予定となっている。

「SEN.RETREAT TAKAHARA」

2021年10月8日(金)オープン
住所:和歌山県田辺市中辺路町高原1966

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