北海道が1位の魅力度ランク、大阪は点数・順位ともに過去最高

2021.10.10 17:15

点数、順位ともに過去最高となった大阪府

(写真8枚)

「ブランド総合研究所」(本社:東京都港区)が9日、「地域ブランド調査2021」の結果を発表。都道府県別魅力度ランキングで、北海道が13年連続の1位となり、10位以内に関西から3府県がランクインした。

この調査は国内1000の市区町村及び47都道府県を対象に、全国の消費者3万5489人からの回答を集計したもので、認知度や魅力度、イメージなど全89項目から構成。都道府県の調査は2009年から実施されている。

1位となった北海道(73.4点)は9割近くが「魅力的」と回答。2位は京都府で13年連続で2位。点数は前年の49.9点から 56.4点へ上昇した。大阪府は前年より10点以上上昇し42.0点で、順位も6位から5位にランクアップ。点数、順位ともに過去最高となった。奈良県は前年の7位からランクダウンして9位。

毎年注目を集める47位は、前年42位だった茨城県に。SNSでは「ああ・・・47位に戻って参りました・・・」と落胆する茨城民がいる一方で、「最下位が居心地良い」「実家に帰ったような安心感」「最下位のほうがおいしいよね」という声が相次いでいる。

研究所はこの結果について、「多くの自治体で魅力度や観光意欲度などの評価が大幅に上昇しました。コロナ禍で都道府県を超えた移動がままならないなかで、地域への関心が高まったためと思われます。今後、こうした関心の高まりを観光集客や商品販売、移住促進などにつなげ、地域の発展と持続性向上に結び付けることが重要なポイントとなるでしょう」と分析している。

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