朝ドラ主演の上白石萌音「毎シーン撮るたびに心が震える」

2021.11.2 08:30

御菓子司「たちばな」を訪れた雉真稔(松村北斗(SixTONES))との初めての出会い。店を出ていく稔を見送る安子(上白石萌音) (C)NHK

(写真2枚)

11月1日からスタートした連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』(NHK朝ドラ)。ラジオ英語講座を軸に3世代にわたる女性の人生を描く本作で、初代ヒロインを務める上白石萌音が朝ドラ出演への思いを語った。

上白石が演じるのは、1925年、日本でラジオ放送が始まった日に、岡山市内の商店街にある和菓子屋「たちばな」で生まれた安子(やすこ)。あんことおしゃれが大好きなごく普通の女の子で、ラジオ講座をきっかけに英語を学び始める。

上白石は、「やっぱり朝ドラのヒロインには憧れていました。いろんな方が『萌音ちゃん、朝ドラっぽいね』と言ってくださることもあって、だんだんいつか出られたらうれしいなと思うようになっていったんです。ヒロインなんておこがましいともずっと思っていたので、感慨深いですし気合いも入ります」と意気込む。

祖母・母・娘の3世代100年に渡る物語で、それぞれの時代のヒロインを上白石萌音、深津絵里、川栄李奈が演じる本作。異例のヒロイン3人だが、上白石は「通常半年かけて描く物語を3分の1に凝縮しているので、内容も3倍濃縮でとても濃く、1年分くらいの重みと実感があります。毎シーン撮るたびに心が震えます」と朝ドラ特有の感覚を語った。

現在、幼少期の安子は子役の網本唯舞葵が演じており、上白石は3日放送の第3回から登場。上白石は、「和菓子屋の娘であるということも、安子が大人になればなるほど大切になってくるので、物語の軸のひとつとしてご注目ください。つらいことも起きるのですが、藤本有紀先生の脚本はどんな状況でも笑えるのがすごく救いで、しあわせな瞬間や温かい交流がすごく大切に描かれています。温かくすばらしい脚本を最高のかたちでお届けできるように頑張りますので、どうぞよろしくお願いします!」と気合いを入れた。

『カムカムエヴリバディ』の放送は、NHK総合で朝8時から、またBSプレミアム・BS4Kでは朝7時半から。

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