村上虹郎、朝ドラで松村北斗の弟演じる「三角関係に注目して」

2021.11.7 19:45

稔の弟・勇を演じる村上虹郎(C)NHK

(写真4枚)

ラジオ英語講座を軸に3世代にわたる女性の人生を描く連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』(NHK朝ドラ)。ヒロイン・安子(上白石萌音)の同級生で、稔(松村北斗)の弟・勇役を演じる村上虹郎が、朝ドラへの思いや自身の役柄について語った。

出演が決まったときの心境について、村上は「朝ドラには初めての出演となります。さらに今回は大阪放送局制作ということで関西での撮影で、すべてがとても新鮮です。NHK朝ドラオーディションは、『まれ』(2015年)から何度も受け続けてきたので、『NHKと自分とのつながりは、このタイミングなんだな』と思いました。やはりご縁だと思うので」と喜ぶ。

村上が演じる雉真勇は、ヒロイン・安子の小学校からの同級生で甲子園を目指している野球少年。村上は自身の役柄について「勇は基本的には明るくて精神的にも強く、人の気持ちがわかるやさしい人間なんだと思います。かつ、強さも兼ね備えています。台本を読むと、勇は日焼けして坊主頭だし、スポーツ少年だし、ふだんの自分とは全然違う感じがして想像しにくかったのですが、演じているうちに、この役をいただいた意味がだんだんわかってきた気がします」とコメントした。

安子へ好意があるのか素直にやさしくできず、いつも何かと安子にちょっかいを出している勇。兄の稔を尊敬しているが、11月5日放送の第5回では稔と安子の仲むつまじい様子に嫉妬し、勇が安子に「兄とは釣り合わない」と告げる場面も。

今後の展開について、村上は「勇の強い部分と葛藤している部分との絶妙なバランスを見てもらえたらうれしいです。僕が演じる次男・勇と、松村北斗くん演じる長男・稔の兄弟。お互いに好きでもありライバルでもあり、男同士のバチバチのバトル感もあります。そこに安子がどんな顔をして、どういう思いを持っているのか、それが僕ら兄弟にとって大切なところなので、そんな三角関係を見ていただければと思います」とコメントした。

「1939ー1941」と第する第2週(11月8日〜12日放送)では、安子、稔、勇の関係が変化していく。放送はNHK総合で朝8時から、またBSプレミアム・BS4Kでは朝7時半から。

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