虹伝説から４０年、高中正義が伝説のコンサートを完全再現

2021.11.21 06:00

40年前のコンサートを完全再現した高中正義（11月20日・日本武道館、撮影／GEKKO）

(写真1枚)

加藤和彦率いるサディスティック・ミカ・バンドに参加し、解散後は高橋幸宏、後藤次利、今井裕らとサディスティックスを結成。その後はソロ活動を並行しておこない、１９８０年代のフュージョンブームの立役者のひとりとして知られるスーパーギタリスト・高中正義。そんな彼の伝説の夜が１１月２０日に復活。ＷＯＷＯＷで放送されることも決定した。

１９７１年のデビューから５０年。生ける伝説と化した高中を語る上で欠かすことができないのが、イタリアの画家ウル・デ・リコの絵本「虹伝説」から着想を得た２枚組のコンセプトアルバム『虹伝説 ＴＨＥ ＲＡＩＮＢＯＷ ＧＯＢＬＩＮＳ』。日本レコード大賞企画賞を獲得したほか、その世界観を再現したステージは大反響を巻き起こした。

そんな大作を引っさげておこなった４０年前の「日本武道館」コンサートを、１１月２０日には「虹伝説ファイナル ａｔ 日本武道館」と銘打って完全再現。１部はアルバム収録曲を曲順通りに全曲演奏、２部はヒットソング満載の構成で、サポートの斉藤ノヴや岡沢章とともに伝説のステージを復活させた。高中はライブ中、「おかげさまで５０周年を迎えることができました。これもひとえに、みなさまが観に来てくださるおかげだと思っています」とファンに感謝する一幕も。

この模様は２０２２年２月にＷＯＷＯＷで放送・配信予定（無料トライアル対象外）。また、１２月２２日には「ＬＩＮＥ ＣＵＢＥ ＳＨＩＢＵＹＡ（旧・渋谷公会堂）」にて、『虹伝説 後夜祭』が予定されている。

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